痛風の症状とは?原因となる食べ物、かからない為の対策を紹介!
痛風・・・よく聞くけど一体どんな病気なんでしょうか?
不健康な人がなるイメージだけど、今健康なら大丈夫?
いえいえ、そうとも限りません!!
最近では若い人にも痛風は増えてきていると言われています。
「風が吹くだけで痛い」と名前にされているほど
激痛が走ると言われている痛風。
原因と予防法を知って
痛風にならないための対策をご紹介します!
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痛風とは?
今では日本でも世間では割と知られている痛風。
しかし、明治以前には日本には痛風は存在しなかったといわれています。
明治以降、食の欧米化に伴い痛風患者が増えていきました。
動物性たんぱく質・脂質の取りすぎが原因といわれており、
痛風患者の90%は男性で、その多くは40代~50代です。
痛風患者は痛風を起こさない人より心筋梗塞・脳観測を起こしやすく、
高血圧・糖尿病・肥満などの生活習慣病も
合併しやすいことでも知られています。
どんな症状が出る?酷くなるとどうなってしまう?
痛風の痛みは骨折と同じくらい、
またはそれ以上の痛みだと一説では言われています。
ある日突然、足の親指の付け根あたりが
赤く腫れて動かせないほど痛み出します。
治療せずに放っておくと、痛風発作は一年~半年ごとに繰り返し、
親指だけでなく他の関節まで痛み出します。
そして最終的に症状は腎臓にまで広がり尿毒症が起こります。
痛風の症状が疑われたらすぐに
病院に行って治療することが大事ですね!
何故痛くなる?
健康診断で尿酸値が高いと要注意です。
これは「高尿酸血症」といわれるもので、痛風の前兆なのです。
高尿酸血症が進行してしまうと尿酸が血中で液体でいられなくなり、
次第に結晶化していきます。
この結晶化した尿酸は関節に溜まりやすく、
この結晶化した尿酸が関節に溜まり炎症を起こすのが痛風なのです。
痛風の原因は?
痛風の主な3大原因は下のように生活習慣に関わることです。
・食生活
肥満に繋がる欧米化した食生活が大きく原因しているといわれており、
肉や海産物が多い食生活は痛風の原因に
なりやすいという調査結果が出ています。
痛風の人が肥満になってしまうと合併症を
引き起こしたすくなってしまうので注意が必要です。
脂っこいものや肉ばかり食べるなど肥満につながる食生活を避け、
適度な運動をして標準体重を維持できるようにしましょう。
・ストレス
最近の研究ではストレスによっても
尿酸値は上がるということが分かってきました。
仕事が忙しい、会議が立て続けにある、人間関係で悩んでいる・・
などという時にも症状は悪化してしまうようです。
適度に休暇を取り、リフレッシュできるようにするといいですね。
・アルコール
アルコールが痛風に良くないわけはアルコールが
体内で分解される時尿酸が生成されてしまうからですが、
この時一緒に生成される乳酸が尿酸を体内に
溜め込んでしまうのも要因のひとつです。
このためアルコールには他の食品に比べてプリン体が
少ないのにも関わらず痛風に良くないとされているのです。
アルコールによってプリン体の含有量は違いますが、
プリン体を多く含むのはビールで
ウィスキーや焼酎などの蒸留酒は少ないとされています。
・原因の一つともいえる「プリン体」が多く含まれている食材は?
一日あたりのプリン体の摂取量は400mgとされています。
食品100gあたりに含まれるプリン体によって
プリン体が多い食品と少ない食品に分けてみました。
・300mg以上/100g(プリン体が極めて多い)
煮干し(746.1mg)、鰹節(493.3mg)、干し椎茸(379.5mg)、
鶏レバー(312.2mg)、マイワシの干物(305.7mg)、イサキ白子(305.5mg)
・200mg~300mg/100g(プリン体が多い)
豚レバー(284.8mg)、牛レバー(219.8mg)、大正エビ(273.2mg)、
マアジの干物(245.8mg)、オキアミ(225.7mg)、マイワシ(210.4mg)、
カツオ(211.4mg)、サンマの干物(208.8mg)
・50mg~100mg/100g(プリン体が少ない)
カリフラワー(57.2mg)、貝割れ大根(73.2mg)、ブロッコリー(70.0mg)、
豚ロース(90.9mg)、牛ヒレ(98.4mg)、ベーコン(61.8mg)、
ウナギ(92.1mg)、ホタテ(76.5mg)
・50mg以下/100g(プリン体が極めて少ない)
白米(25.9mg)、もやし(44.7mg)、オクラ(39.5mg)、そら豆(35.5mg)、
冷奴(31.1mg)、魚ソーセージ(22.6mg)、スジコ(15.7mg)、
イクラ(3.7mg)、チーズ(5.7mg)
煮干しなど健康に良さそうなものにプリン体が多いのは意外ですね!
・かからない為の対策は?
プリン体の摂取量を減らす以外にも、
体内の尿酸値を下げるのが効果的です。
☆適度な運動をする
肥満と痛風は密接な関係があるといわれています。
肥満を解消するためにも適度な運動を行いましょう。
適度な、というところがポイントです。
激しすぎる運動は逆に尿酸値を上げてしまうので気を付けましょう。
☆水分を多めにとる
水分を多めにとり尿の回数を増やすことで
尿酸を体外へ排出することを心がけましょう。
☆痛風予防に乳製品
乳製品を日頃から摂取している人は痛風になるリスクが
40%ほど低いというデータがあります。
ヨーグルトやチーズなど積極的に取りましょう。
あとがき
いかがでしたか?
かかってしまうと厄介な痛風。
でも痛風を予防するのはそんなに難しいことではありません。
どんな病気予防に対してもそうですが、
適度な運動と健康的な食生活を心がけ健康を保つようにしましょう。
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