ジャーサラダの食中毒対策!容器の衛生的な使い方を紹介!
昨年あたりから女性誌や生活情報誌などでよくみかける「ジャーサラダ」。
ちょっと前には食中毒の危険があるとネット上で話題になっていましたね。
このジャーサラダ・・・どんなものなのか?
本当に危険なのか?
だとしたらどんなところに気を付ければいいのか?
「安心しておいしく食べるためには」をテーマにジャーサラダを調べてみました。
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▲ジャーサラダの基本情報
アメリカのボール社の「メイソンジャー」という密閉ガラス瓶で作ったものは
ニューヨーカーの間で大人気となったのでメイソンジャーサラダともいいます。
この容器に生野菜などを詰めて保存したり、
携帯するのがオシャレだとブームになっています。
色鮮やかな野菜が幾重にも重なった見た目は確かにオシャレです。
▲危険性
寒い時期であれば食中毒のリスクもやや低くなりますが、
暑い時期にはやはり食中毒の危険性は無視できません。
冷蔵保存で5日というのが一般的のようですが、
作り置きすることで細菌が増殖してしまいます。
食中毒と聞くと魚介類や肉を思い浮かべますが、
生野菜による事例も意外に多いのです。
生鮮野菜の食中毒は主に「腸管出血性大腸菌」と
「サルモネラ菌」を原因菌として発生します。
実際にアメリカのオハイオ州の教会で教会員が持ち込んだ
自宅で瓶詰めにしたポテトサラダで食中毒が起こっています。
この時は死者が出てしまいました。
原因菌はボツリヌス菌だったそうです。
飲食店でその日に作ったものをその日に提供してもまれに食中毒が発生するのですから、
やはりリスクは少なからず存在するのです。
食材以外の食中毒の要因としては・・・
・手洗いが不十分
・容器が未消毒
などが挙げられます。
▲予防対策
それではジャーサラダ作成にあたって事前に気を付けておくべき事柄はなんでしょう?
1. まず、サラダを詰める瓶を消毒する。
沸騰したお湯で煮沸消毒・・・100℃なら30秒・90℃~なら5分間
ふきんなどで拭かずに自然乾燥。
2. 調理前に石鹸やハンドソープでしっかり手洗い。
まな板や包丁などもキレイに洗浄する。
3. 食材は水洗いし、水気もしっかり取る。
瓶に詰める際も、出来れば手を使わず菜箸やトングを使用する。
4. 火の通りが不十分な食材(魚介・肉加工品など)は詰めない。
5. ドレッシングは必ず入れる。
持ち歩くのなら保冷剤を一緒に。
6. 出来れば3日以内に食べきる。
▲まとめ
見た目もかわいくてオシャレな「ジャーサラダ」。
せっかく食べるなら安心していただきたいですね。
高温多湿な私たちの国では食中毒は人ごとではありません。
ちょっと面倒かもしれませんが、
自分や大切な人の健康を損ねてしまっては台無しです。
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