冬の脱水症状対策と原因は?どんな症状がでる?

意外と多い脱水症状

夏に脱水症状になることはよくあることですが、
も脱水症状になりやすいということが分かってきました。

寒い季節ですから体調が悪くなることも少なくありませんが、
具合が悪い時は、脱水症状を疑ってみる必要もあるかもしれませんね。

何が原因どんな症状がでるのか見て行きましょう。

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▼冬に何故脱水症状になる?その原因は?

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不感蒸泄が主原因です。

不感蒸泄とは、皮膚や粘膜などから体内の水蒸気が意識しないうちに発散されることです。

汗などとは、別に気体として発散されているということですね。

冬は、夏よりも乾燥していますから、
空気が含むことができる水蒸気量が増えます。

そのため、体内から必要以上に水分が飛んでいきやすい状態になるのです。

夏の場合は、汗として流れているので目に見えて確認できますが、
冬は、気体として発散されるので目で確認できず、
知らない間に脱水症状になってしまうケースが増えます。

▼どんな症状がでる?事前に危険かどうか気付けるサインはある?

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脱水症状という言葉はよく耳にしますが、意外と怖い状態です・・・

【症状】:脱水状態から、血栓ができ、その血栓による脳梗塞や心筋梗塞

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【危険のサイン】
肌の乾燥
空気の乾燥しており、不感蒸泄が増える傾向にあるそうです。

口の中の粘り
口に中がねばねばするといったら脱水症状のサイン。

同時に口臭もきつくなりやすい。

めまいがする
めまいや立ちくらみ、ふらつくといった場合は、
かなり脱水が進行しているので直ちにそして少しずつ水分補給が必要です。

▼どんな年代がなりやすい?その理由は?

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子供高齢者は要注意!

子供は不感蒸泄が大人と比べて1.5倍になることもある。

大人では1kg当たり15ml程度ですが、
子供の場合15~25ml程度にもなることもありそれに伴った水分補給が継続的に必要なのです。

高齢者の場合は理由が少し異なります。

高齢者は、水分を多く含むことができる「筋肉」量が少なくなっている傾向があり、
少しの不感蒸泄が大きな影響を与えやすいのです。

また、のどの渇きを自覚しにくいという特徴もあります。

脳の視床下部にある口渇中枢の機能低下を起こしており、
体の異常を感知しにくい状態にあります。

意識して水分補給することが必要です。

▼対策としてどんなことに気を付ければいい?

・乾燥をとにかく防ぐ!
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冬場は乾燥しやすい季節ですから、加湿が効果的です。

加湿器、換気、または、洗濯ものを部屋干し、
観葉植物など湿度を適度に保てるような工夫をしてみましょう。

加湿器は管理が面倒という方は、
タオルを水に浸して部屋干しでも問題ありません。

・生活習慣‐鼻呼吸で不感蒸泄を抑える
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不感蒸泄の約20%は呼気から失われます。

口呼吸すると不感蒸泄が増えるので、
普段から気をつけてましょう。

また、鼻呼吸は、鼻毛や鼻空間の水蒸気で細菌やウィルスを防ぐ効果もあるので、
習慣化するとよいでしょう。

・時間を決めて水分補給
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夏場に比べて冬場は水分補給する意欲が減りがちですよね。

のどが渇いたという感覚になりずらい季節とも言えます。

不感蒸泄は気付かないうちに行われているので、
定期的に水分補給することが必要です。

朝起きたらお茶を飲む、
風呂に入った後に水を飲むなど、水のみでなくても、
飲料という枠で水分補給していきましょう!

いかがでしたか?冬場の脱水症状、危険な香りがしますね。

でも、原因と対策が分かっていれば怖くありません。

子供は親が、高齢者は近くの人が気を配ってあげると未然に防ぐことができそうですね。

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