帯状疱疹はどんな症状?感染するの?
あっと言う間に夏休みが過ぎ去り、全国のちびっ子諸君は鬱々だろう日々ですが、皆さんはいかがお過ごしですか?
ストレスを抱えると、免疫力が大幅に低下し、様々な病気を引き起こすので、要注意ですよ。
今回は、免疫力が低下した時に起こり易い病気の一つと言える「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」を症状や感染等に付いて話をしたいと思います。
免疫力の低下は、様々な症状を引き起こします。
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☆「帯状疱疹」とは、どんな病気ですか?
と言う事で、先ずは「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」に付いて話をしたいと思います。
「帯状疱疹」は、「水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルス」の感染によって、発症する病気です。
日本では、子供の頃に罹る事が多い、「水疱瘡(みずぼうそう)」も引き起こすウイルスです。
「水疱瘡」は、日本人の大半の人が、子供の頃に罹る病気で、発症後1週間程度で治りますが、治っても、ウイルスは消滅しません。
結核菌と似ていて、実は、体の神経節(しんけいせつ・神経の細胞が集まった部分)に隠れて、増殖の機会を狙い、長い場合は、何十年も潜伏し続けます。
一生残ると言っても、過言では無いです。
そして、宿主の免疫力が低下すると、再びウイルスが増殖します。
増殖したウイルスは、神経節から出て活動を再開し、皮膚に帯状の水ぶくれを作ります。
この症状が、「帯状疱疹」と言われるのです。
また、「水疱瘡」に罹った事が無い子供は「帯状疱疹」の発症率が高いのでご家族の方は日頃から気を付けましょう。
☆発症を抑えるには、どうすれば良い?
最初に、「帯状疱疹」に関して説明しましたが、発症を抑えるには日頃から免疫力を高めている事が重要です。
免疫力は、日常の様々な原因で、直ぐに低下します。
・過労
・怪我
・飲酒
・喫煙
・栄養失調
・睡眠不足
・大きなストレス
・病気
・手術
・免疫抑制薬
・高齢化
上記の理由の内、特に多いのが過労・睡眠不足・栄養失調・大きなストレスですから、日頃から注意すると共に病気を発症した時は、直ぐに病院で診察して貰った上で、しっかりと休養して下さい。
☆家族に感染者が出た場合は?
これまで、「発症の抑え方」を説明しましたが、最後に、ご家族の中で「帯状疱疹」を発症した場合の、対処方法を説明します。
先述した「水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルス」は、「水疱瘡」と「帯状疱疹」を発症します。
「帯状疱疹」の患者が、「水疱瘡」に罹った事が無い乳幼児に触れると、「水疱瘡」を発症するのは、この為です。
日本の成人は、殆どの方が、幼少時に「水疱瘡」を経験して、身体に抗体がありますが、「水疱瘡」の経験が無い、大人の方もいます。
「水疱瘡」は大人に成って罹ると重症化しやすく、入院する事があるので注意が必要です。
特に、妊婦が「水疱瘡」に罹ると、胎児に影響が現れる場合ありますから、発症したら妊婦さんには絶対に触れてはいけません。
その点では子供の頃に「水疱瘡」を経験した方が良いですが、出来る限り感染しない方が良いですから対処法を説明します。
例えばですが、ご自身が「帯状疱疹」に罹って、ご家族に1歳前後のお子様が居る場合は、「水疱瘡」の感染を防ぐ為に
・一緒にお風呂に入るのを控える
・疱疹の患部を触らせない
・同じタオルは使わない
・室内の換気を良くする
と言う事に注意しましょう。
特に、疱疹が乾燥して無い頃は、入浴は控えて、シャワーだけにしましょう。
☆あとがき
いかがでしたか?「帯状疱疹」は日本人には身近な病気ですが、日頃から身体の免疫力を高めてグジュグジュしたアレの発症を、
しっかりと抑えましょう!
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